生牡蠣ではなく焼き牡蠣でもあたる確率はあるのか!?ノロウイルスの症状とは?

牡蠣は「海のミルク」とも呼ばれ、おいしいだけでなく栄養価が高いことでも有名です。低カロリーでタンパク質や亜鉛やカルシウムなどのミネラル、またビタミン類も多く含まれています。

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そんな牡蠣ですが、牡蠣は非常に「あたる」ことの多い食材としても知られ、実際に牡蠣を食べると食あたりやノロウイルスに感染して発熱や嘔吐などつらい症状が出てしまうこともあります。特に生牡蠣は危険で、中には食べたいけど食べれないといった方もいらっしゃるかもしれません。ただノロウイルスに関しては加熱すると死滅すると言われており、焼き牡蠣やフライ等にして食べれば限りなくあたる確率はゼロに近いです。では、焼き牡蠣にしてもあたってしまう確率はどのくらいなのでしょうか?またあたってしまったときはどのような症状がでるのでしょうか?

今回は、焼き牡蠣にすれば本当に安全なのか、牡蠣にあたるとどんな症状がでるのか、対処法はあるのかといったところを述べていきます!

 

牡蠣にあたる確率は!?

ノロウィルスアイコン

牡蠣があたることが多い食材なのは、海水に流れ込む生活排水に原因があります。牡蠣のような二枚貝は、海水に紛れ込んだノロウイルスを取り込みやすく逃がしづらい構造をしています。我々の生活排水によってノロウイルスが海水に流れ込み、それを牡蠣が取り込んでしまうのです。

牡蠣にあたる確率といっても、ノロウイルスに耐性がある人や極端に弱い人など人それぞれになってしまうので一概には言えません。ただし、一般的には牡蠣15個くらいに対して1個の確率でノロウイルスなどの食中毒原因菌が含まれているとされています。ウイルスを取り込んでもその時の状態によって症状が発症するかしないかも変わってくるので、確率で表すのは難しいですね。

 

焼き牡蠣でもあたる!?

上で述べたように牡蠣は15個に1個くらいの確率で食中毒原因菌が含まれていますが、生食用の牡蠣はオゾンや紫外線などで殺菌しているので安心して生で食べられます。ただこれも100%ではないので、ウイルス耐性が低い人や普通の人でも体調が悪いときに生牡蠣を食べるとあたる可能性はあるので、そこは覚悟してから食べるようにしましょう。

一方で加熱用の牡蠣は生食用の牡蠣のように浄化されていないので、生で食べるとあたる確率が高くなります。浄化されていない分栄養価も高くおいしいと言われますが、あたってしまったら元も子もないので絶対に火を通してから食べるようにしましょう。加熱して焼き牡蠣やフライ等に調理してしまえばノロウイルスは死滅するので、あたる可能性は極めて低いといえます。しかし、半生の場合や加熱が不十分な場合にはあたってしまうこともあるので加熱は十分にすることが大切です。厳密には、中心温度が85度以上になってから90秒以上加熱するとウイルスは死に安全に食べることができます。ちゃんと加熱した焼き牡蠣であればあたることはほとんどないでしょう。

 

あたったときの症状、ノロウイルスの潜伏期間

もし牡蠣にあたってしまった時はどのような症状が表れるのでしょうか?

ノロウイルスやほかの細菌による急性胃腸炎で嘔吐したり、発熱したり、熱が出なくても激しい腹痛や下痢が数時間から1日続いたりします。とてもつらいですよね。ノロウイルスの潜伏期間は人によってさまざまですが、12時間から3日ほどです。平均すると1日から2日だそうです。

牡蠣を食べてから3日以内に突然ひどい腹痛や下痢、吐き気などに襲われたら、牡蠣にあたったと考えるのが妥当でしょう。

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対処法

牡蠣にあたるとつらいですよね。もしあたって体調を崩してしまったときの対処法はあるのでしょうか?

もしノロウイルスの薬があればすぐに楽になれるのでしょうが、今現在では残念ながらノロウイルスに効果的な抗ウイルス剤はありません。なので、自然治癒で症状が治まるのを待つしかないのです。吐いてばっかりだったり、出してばっかりだとどうしても脱水症状になってしまうので、少しでも早く治すために水分補給や栄養補給をしっかりとすることが大切です。ただ、下痢が酷いからといって下痢止めを服用してしまうと、ウイルスを体外に排出するのが遅れて症状が長引いてしまうので注意が必要です。

あたったときは本当に辛くて、死にたくなるような感じもするかもしれませんが、時間が解決してくれるのを待つしかありません。少しでも早く楽になるために、きちんと水分と栄養は摂取するようにしましょう。

 

まとめ

牡蠣にあたる確率は約15分の1程度です。こう聞くと牡蠣は危険な食べ物で食べたくないという人も多いかもしれませんが、生食用の牡蠣はきちんと殺菌してあるので生でも安心して食べられます。あたる確率も無くはありませんが、そのときのコンディションとかも関わってくるので、体調が優れているときに食べればあたることはまずないと思っていいでしょう。

加熱用の牡蠣を生で食べるのはさすがに危険ですが、きちんと火入れすればノロウイルスも死滅して安全に食べられます。焼き牡蠣であれば100%安全といっても過言ではないでしょう。ただし、加熱を十分にすることが大前提です。半生の焼き牡蠣は危険で、何よりおいしくないので、焼き牡蠣や牡蠣を加熱して使用する料理の場合は中心温度が85度以上になってから90秒以上加熱するようにしましょう。

また、あたってしまうと下痢や嘔吐、発熱などのつらい症状に襲われますが、もしあたってしまっても落ち着いて水分と栄養をしっかり摂れば2、3日で治るので家で安静にしてましょう。

牡蠣はどうしても昔からあたるというイメージがありますが、実際あたるのは稀で、最近は衛生面もしっかりとしているので、これからも安心して、おいしい牡蠣をいただきましょう。

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