牡蠣のシーズンっていつ?真牡蠣と岩牡蠣はどう違う?産地はほとんど広島?

寒いこの時期。牡蠣のシーズンですよね。最近ではテレビでも多くの美味しそうな牡蠣料理が取り上げられています。かき小屋の特集とかも組まれたりしていて、ああいうの見ると行きたくなっちゃいますよね。

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牡蠣は「海のミルク」の愛称を持つことでも知られ、おいしさだけでなくその栄養価の高さから昔から多くの人々を虜にしてきました。ところで、みなさんは日本でとれる代表的な牡蠣が2種類あるのをご存知でしょうか?ちょうど今の時期がシーズンであり、冬場に旬を迎えるのが一般的に広く牡蠣として知られる真牡蠣です。そしてもう一つが夏場がシーズンとなっている岩牡蠣です。

今回は真牡蠣と岩牡蠣の違いや、広島といえば牡蠣といわれるほどに産地として有名なのは広島ですが、全国には広島以外にも多くの牡蠣の産地があるので、そこら辺をくわしく紹介していきたいと思います!

 

真牡蠣

 

真牡蠣は世間一般に広く知れ渡っている、いわゆる牡蠣です。真牡蠣のシーズンはちょうど今の時期であり、10月~4月にかけて水揚げされます。かき小屋がオープンするのもだいたいこの時期ですね。中でも特に1月、2月の牡蠣は身の締まりが良くておいしいとされています。真牡蠣は産卵期の数カ月に一気に産卵するため、産卵後はどうしても身がやせ細って水っぽくなってしまい、味が落ちてしまいます。産卵前の冬が最もおいしいとされるのはそのためです。夏場でも牡蠣専門店やオイスターバルでは食べられますが、生で食べるなら旬の時期に食べることをおすすめします。

真牡蠣はほとんどが養殖ものであり、海50㎝~3mほどの浅瀬で養殖されます。牡蠣の餌となるプランクトンや太陽の光が豊富なためです。味の特徴としては、産地によって変わってきますが一般的にクリーミーで濃厚なものが旨味も凝縮されていておいしいとされています。真牡蠣は一回の産卵で旨味成分を使い果たしてしまうため、産卵後の夏場は水っぽい栄養価もない牡蠣になってしまいますが、シーズンである冬の牡蠣は身もぷっくらと育ち、クリーミーな味わいが楽しめます。生牡蠣でいただくのももちろんおいしいですが、牡蠣料理屋やオイスターバルへ行くと焼き牡蠣やカキフライをはじめ、牡蠣のグラタンや酒蒸し、牡蠣鍋など、牡蠣を使った様々な料理がいただけます。真牡蠣は様々な牡蠣料理に使われるのも特徴の一つです。

 

岩牡蠣

真牡蠣が冬場にシーズンを迎えるのに対して、岩牡蠣は夏場にシーズンを迎えます。水揚げされるのは基本的に6月~9月にかけてであり、その間お店などでいただくことができます。夏場に旬を迎えることから「夏牡蠣」ともいわれます。ただ近年は養殖技術の発達により、中には3月~5月の春から初夏にかけて旬を迎える岩牡蠣も存在します。岩牡蠣は産卵期の数カ月にゆっくりと時間をかけて産卵するため、水温が高い夏場の海でも味が落ちることはなく、夏の間でもおいしい牡蠣を味わうことが可能なのです。

また流通している真牡蠣のほとんどが養殖ものであるのに対し、岩牡蠣は天然ものが多いのも特徴です。産地も日本海側が多く、水深10~20メートルほどの岩礁に生息しています。岩牡蠣は殻がゴツゴツしていて、真牡蠣よりも頑丈で開けにくいことで知られますが、それは外敵も多い深い水深で生活しているためです。身もぷっくらとしていて厚みもあり、真牡蠣と比べても2~3倍ほどの大きさになるものもあります。味は濃厚でジューシーかつ繊細な味わいが特徴です。岩牡蠣も夏場になれば焼き牡蠣にしたりフライにしたりして調理することもありますが、岩牡蠣の味わいが一番楽しめるのはやはり生牡蠣です。つるっとした食感とジューシーな味わいは岩牡蠣ならではであり、また水深深くに生息することから真牡蠣より食中毒の心配も少ないので、夏場には是非生岩牡蠣を味わってみてください。

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牡蠣の産地は?

ここまでは日本で食べられる代表的な2種類の牡蠣、真牡蠣と岩牡蠣を紹介してきました。それぞれシーズンも異なるので、日本では一年を通しておいしい牡蠣を食すことができます。ではみなさんは牡蠣の産地といったらどこを思い浮かべるでしょうか?やはり多いのは広島でしょう。広島は言わずと知れた牡蠣の名産地であり、日本全体の牡蠣生産量でも日本一の生産量を誇り、約60%もの牡蠣が広島で生産されています。⇒日本の養殖牡蠣の生産量 ただし、真牡蠣は広島以外にも北海道から九州まで全国各地が産地となっており、岩牡蠣に至っては広島ではとれません。日本には広島以外にも多くの牡蠣の産地があるのです。

例えば、北海道の厚岸。厚岸は牡蠣ファンの方なら誰でも知っている北海道の牡蠣名産地です。厚岸という地名の由来はアイヌ語で「牡蠣が多いところ」というのが語源となっています。厚岸ブランドの牡蠣は海水温が上がりにくいところで養殖されるため一年を通して食べられる品種が多いです。厚岸を代表するブランド牡蠣として、多くのオイスターバーや牡蠣料理屋で見かけることのできるクリーミーな味わいが特徴の「まるえもん」や、手間ひまかけてひとつの種から育てあげるシングルシード方式で養殖されている「かきえもん」が挙げられます。

それから、長崎県の小長井町。長崎にも多くの牡蠣の産地がありますが、小長井産の牡蠣は中でも身入りが良く、濃厚な味わいを持つことで知られています。「華漣」は小長井を代表するブランド牡蠣で、かき日本一決定戦の初代王者に輝いたことでも有名な牡蠣です。華漣はシングルシード方式で丁寧に育てられるため通常の牡蠣より身入りが安定し、味のばらつきも少なくなります。上質な味わいで臭みも少ないので牡蠣初心者にもおすすめしたいブランド牡蠣です。

京都の舞鶴は日本を代表する岩牡蠣の名産地です。岩牡蠣の産地はほとんどが日本海側となっていますが、中でも抜群の知名度を誇るのが舞鶴でしょう。岩牡蠣は真牡蠣よりも身が大きく、濃厚でジューシーな味わいが楽しめますが、舞鶴産の岩牡蠣はその中でも屈指のおいしさを誇ると言われています。そのおいしさゆえに、京都の高級料亭でも扱われる逸品です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はちょうど今シーズンを迎えている真牡蠣と夏にシーズンを迎える岩牡蠣の違いや、広島以外の牡蠣の名産地を紹介してきました。広島以外にも日本には数多くの牡蠣の産地がありますが、加熱した牡蠣料理に使われる牡蠣はほとんどが広島産であり、やはり全国で最も流通している牡蠣は広島のものです。生牡蠣を食べる際、産地によって味も異なってくるので、是非産地の違う牡蠣を食べ比べてみてください。

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