生牡蠣であたるのは夏が多い!?

生牡蠣=あたる、と連想する人がほとんどだと思います。確かにそうです、生牡蠣はあたる可能性がある食材です。ただ、必ずしもあたるわけではないですし、間違った認識も多々あると思います。生牡蠣であたるとはどうゆうことなのか、夏だからあたりやすいなどの季節が関係あるのか。そこらへんを書いていきたいと思います!

生牡蠣はなぜあたるのか

それではまず、生牡蠣であたるとはどうゆうことなのか説明したいと思います。牡蠣は、海中のプランクトンを海水ごと吸い込んで食事をしています。その時に海中に存在している細菌やウイルスも一緒に吸い込み、その細菌やウイルスは、牡蠣の体内に蓄積されていきます。その牡蠣を生食することによって、細菌やウイルスが人の体内に入り込み、食中毒を引き起こします。これを、牡蠣にあたると言います。

生牡蠣を食べる事によって引き起こされる食中毒の原因には主に4つあります。ノロウイルスに感染することによって起きる食中毒、腸炎ビブリオ菌によって起きる食中毒、貝毒によって毒化した牡蠣を食べる事によって起こる食中毒、牡蠣アレルギーによって起きる食中毒です。

このうちの、ノロウイルスと腸炎ビブリオは、85℃以上の温度で1分半以上加熱することによって、死滅するので生で食べなければあたりませんが、貝毒は加熱しても死滅しないですし、牡蠣アレルギーも牡蠣自体に体が拒絶反応を起こすので、加熱してもダメです。

ノロウイルスは感染力が非常に強く、特に海水温の下がる冬場に活発になるので、毎年のように猛威をふるっていますが、もとは人が感染したノロウイルスが下水を通して海に流れ、そこの海域にいる牡蠣がノロウイルスを体内に蓄積し、それがまた人の体内に入るという悪循環が原因です。潜伏期間は24時間~72時間で、症状が出るまで時間がかかり、感染していても症状が発症するまで自覚がないので、その間に他の人に感染させて、どんどん広がっていき、ノロウイルスが流行しだします。牡蠣からしてみたら、いい迷惑ですよね。

貝毒は、海中に存在してる毒性のあるプランクトンを牡蠣が食べ、毒化した牡蠣を人が食べることによってなり、その毒性は非常に強く、最悪の場合、死に至ります。この毒は、貝毒に汚染されてない海域に2週間ほどいないと浄化されません。なので、貝毒の検査をしていない海域などの天然物の牡蠣などは、食べないほうがいいです。というか、食べてはダメです。

夏だとあたりやすい!?

夏の暑さは、食中毒を引き起こす原因の一つになると思いますが、夏だからといって、生牡蠣にあたりやすいという感覚はあまりないですね。上にも書きましたが、生牡蠣を食べてあたるイメージの強いノロウイルスは、冬に猛威をふるうので、むしろ冬のが生牡蠣にあたりやすいイメージを持ってます。

しかし、腸炎ビブリオ菌は、海水温があがる夏に活発になるのでやはり注意が必要です。そして、夏に怖いのが、夏バテによる免疫力の低下です。免疫力が無いほど、細菌やウイルスに抵抗できなくなり、感染しやすくなるので、生牡蠣にあたりやすくなります。

なので、免疫力の下がっている、風邪を引いてる人や寝不足の人、妊婦さん、免疫力のないお子さんには、生牡蠣を食べるのは遠慮してもらっています。

即ち、夏だからといってあたりやすいってことはないと思います。ただ、あたる可能性は十二分あります。それは季節問わずです。生牡蠣にはその可能性があるから、厄介ですよね。

夏に生牡蠣を食べる魅力

しかしながら、夏には是非、生牡蠣を召し上がっていただきたいと思います!みなさんご存知だと思いますが、牡蠣にはかなり多くの栄養素が含まれており、その効能は様々で、どれも人の体に必要不可欠なんです。上で夏バテで免疫力が落ちてると危険と書きましたが、夏バテになる前に生牡蠣を食べましょう。牡蠣には夏バテ予防にも効果がありますので!➡牡蠣の栄養・効果に関する詳しい記事はこちらをご覧ください➡生牡蠣に含まれる栄養、効果がすごい!でも食中毒も怖い!

それに、暑い夏は中々食べ物が喉を通らないですよね。でも生牡蠣でしたら、つるんっと入っていく入っていく。牡蠣の栄養素は加熱すると失ってしまうものもあるので、なるべく生牡蠣がいいのですが、焼き牡蠣なんかにしてもいいでしょう。冷たいビールがよく合いますよ!

何と言ったって、夏には岩牡蠣がありますから!夏に旬をむかえる大振りで濃厚な岩牡蠣を堪能できるんですから、夏なんです。全然、冬だけじゃないんですよ、生牡蠣が魅力的なのは!

季節による牡蠣の楽しみ方

かと言って、夏だけひいきするわけには行きませんからね。夏以外の季節での牡蠣の楽しみ方も書いちゃいます!

春はですね、実はどこよりも早く、島根県隠岐の島産の岩牡蠣 春香が出荷されます。この春香なんですが、身がぷりっぷりなのはもちろんですが、いい意味で岩牡蠣特有のえぐみが少なく、クリーミーで食べやすいんです。更には、岩手県陸前高田産の真牡蠣 雪解け牡蠣も出てきますね。これがまた立派で、岩牡蠣かって思うくらいデカいです。三陸の牡蠣特有のさっぱりして磯の香がしっかりするのに加えて、クリーミー加減も抜群にいいです。

甘味が強く、歯ごたえがしっかりある、九州産の牡蠣もでてきますね。特に、長崎県産の真牡蠣 華蓮は牡蠣の日本一を決める大会の初代チャンピオンに輝いた牡蠣だけあって、小ぶりながらも、帆立を思わせるような甘味と歯ごたえが最高です。

秋は、なんといっても日本酒!実は日本酒は生牡蠣に合うんですよ。最近では、牡蠣の為に作られた日本酒もいくつかあって、完璧にマリアージュできてます。秋の味覚と合わせた牡蠣料理と一緒に、辛めですっきりしたひやおろしと一緒に生牡蠣をいただく。贅沢じゃないですか。牡蠣の朴葉焼きや、松前焼なんかいいですよね。牡蠣や秋の味覚をたっぷり入れた土鍋飯なんか出てきた日にゃたまらんですよね。秋もいいですねぇ。

冬は何といっても、クリーミーな生牡蠣が一番そろう時期であります。中でも、北海道産の牡蠣がピークをむかえ、昆布森産や厚岸産などの有名な牡蠣が群を抜いてクリーミーになります。そして、そんな生牡蠣に加えて牡蠣鍋。これがやはり王道ですが、冬の醍醐味ではないでしょうか。牡蠣のエキスがたっぷりでたスープにご飯を入れて食べる雑炊は、まさに牡蠣の旨味がすべてつまった一品。やはり冬も魅力的ですね。。。

つまりは、牡蠣は春夏秋冬、一年中すべての季節において楽しめるということですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事を簡単に言うと、つまりは、生牡蠣にあたる可能性は春夏秋冬すべてにあるし、牡蠣の魅力も季節問わず一年中それぞれにある、ということですね。ですので、だから牡蠣を懸念したり、冬だから牡蠣を食べに行こうとかじゃなくて、一年中それぞれの楽しみ方で、牡蠣という食材を堪能してほしいです。そんな気持ちになれた記事と受け取っていただけたら幸いです!

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