あなたも牡蠣養殖のオーナーになれる!?

こんにちは、ぽにょです♬
牡蠣はおいしくて、栄養豊富で「海のミルク」などと呼ばれ人々に愛されている食材の一つです。

牡蠣のプロ
牡蠣のプロ
しかしながら、牡蠣屋やオイスターバーなどに行かないと食べる機会は少ないのではないでしょうか?ご自宅で調理される場合も基本加熱用の牡蠣を購入して、さまざまな料理にするというのが一般的で、生牡蠣を食される方は少ないのではないでしょうか?

しかも生牡蠣の単価は1粒安くて300円、岩牡蠣などは基本1粒1000円以上が当たり前で、高級な食材というイメージも強いのではないかと思います。

ところが、今は牡蠣養殖の共同オーナー制度というものがあります。実際に自らが牡蠣の養殖のオーナーになることができるのです。このオーナー制度ではなんと1粒あたり50円~100円で食べられることができるのです。今回の記事では、牡蠣養殖のオーナー制度についてご紹介していきたいと思います!

 

オーナーになれば震災の復興に役立つ!?

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日本の2大牡蠣産地といえば、広島県と宮城県があげられます。現在、牡蠣養殖のオーナー制度を取り入れているのもこの広島県と宮城県が主です。中でも、宮城県の三陸では2011年3月11日に起きた東日本大震災の2週間後に、三陸牡蠣復興支援プロジェクトで牡蠣オーナーを募集しました。当時は生産支援という形で、被災した三陸沿岸の牡蠣生産者たちに種牡蠣や養殖資材を提供することが目的でした。その結果、1口1万円のオーナー制度を2万3933人もの人々が応募し、無事に種牡蠣や養殖資材を三陸に届けることができました。

しかし、東日本大震災から5年たった今でも、三陸の牡蠣養殖の生産量は震災前の4~5割程度まで復旧したものの、風評被害もあり販路が回復せず、販売に苦戦している状況にあります。そこで、三陸牡蠣業界は日本国内の牡蠣産業を変え、牡蠣生産者の生活を安定させるために「三陸プレミアム牡蠣オーナー制度」を開始しました。

牡蠣のプロ
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やっぱり生産者がいてこそ我々はおいしい牡蠣を食べられるわけですから、このオーナー制度は牡蠣好きな人、そして三陸の牡蠣生産者の人、両方にメリットのあるものではないでしょうか。

 

共同オーナーになると1個100円以下で牡蠣が食べられる!?

現在主流となっている牡蠣の養殖方法は、「筏式垂下養殖方法」といってホタテの殻に幼生を付着させた種牡蠣をロープで筏に吊り下げる方法です。そして、特に広島県ではそのワイヤー1本を一口1万円として、共同オーナーを募集しているところが多いようです。

では、ワイヤー1本からどれくらいの牡蠣が取れるのでしょうか?もちろん、募集元によって保証される数やキロ数は異なりますが、基本的には100個以上、多ければなんと350個もの牡蠣が取れることもあるようです。さすがに350個も送られて来たら食べきるのに困りますね。そんなときは牡蠣好きな仲間と牡蠣パーティーでもして楽しんでみてはいかがでしょう。このように少なく見積もっても100個以上の牡蠣が取れるので、ほぼ確実に1個100円以下で生牡蠣が食べられる計算になります。牡蠣好きの人たちにはたまりませんね。

また、募集元によってはオーナーになった人たちが牡蠣の養殖体験できるところもあります。種ガキの付いたホタテの貝殻をロープに取り付ける作業をした後、船で養殖現場に向かい、ロープを養殖棚にくくりつけるなどして実際に漁師さんと一緒に牡蠣を養殖するさまを体験できます。こうした取り組みによって、生産者の想いと苦労を知ることができるのは良い機会ですね。オーナーになることによって、漁師さんと顔見知りの関係になり、復興にも役立ち、自分の牡蠣を育てることもできるのです。

プレミアム牡蠣養殖とは?

宮城県の三陸では、「三陸プレミアム牡蠣オーナー制度」というものがあります。これは従来のオーナー制度とは若干異なり、牡蠣の養殖方法で世界標準となっている「シングルシード方式」を使った養殖法を三陸でも取り入れるための生産支援プロジェクトです。1口1万円で、三陸産のシングルシード牡蠣を20個届けられます。1万円で20個だと1個あたり500円であり、先ほどの共同オーナー制度と比べると高いと感じるかもしれません。しかし、シングルシード方式で育てられた牡蠣が1粒500円と考えると安いです。では、シングルシード牡蠣と普通の牡蠣の違いは何なのでしょうか?

シングルシード方式で育てられた有名なブランド牡蠣といえば、北海道厚岸産の「かきえもん」、広島県産の「かき小町」、長崎県小長井町産の「華漣(かれん)」などがあります。中でも「華漣」は、2012年に日本オイスター協会主催のかき日本一決定戦で見事初代王者に輝いた正真正銘日本一の牡蠣なのです。シングルシードとは、直訳すると 「1つの種」の意味であり、ホタテの殻に密集させて育てるのではなく、種から1粒ずつバラバラの状態にして育てる養殖する方法のことをいいます。そのため、通常の牡蠣よりも身が安定し臭みのない上質な味の牡蠣を作ることが可能なのです。

また、シングルシード養殖におけるメリットは、他にも牡蠣の殻に汚れがつきにくい、重労働となる牡蠣剥き作業が必要ない、種苗、牡蠣の数量管理がしやすいなどがあげられます。手間がかかる分、上質な牡蠣が出来上がります。普通の生牡蠣が苦手な人でも食べやすい牡蠣に仕上がるのです。

「三陸プレミアム牡蠣オーナー制度」を利用して自分で育てたシングルシード牡蠣を食べるのもまた格別な味わいがあるでしょう。

 

まとめ

牡蠣のプロ
牡蠣のプロ
正直、牡蠣好きの人にとっては牡蠣養殖のオーナー制度はメリットばかりです。

復興支援にもなり、安く牡蠣を食べられ、養殖体験を通じて牡蠣生産者の想いを汲み取ることができ、また自分で育てた牡蠣を食べるのはきっと味わい深いものがあるでしょう。

震災後、未だに安定した生活を送ることができていない三陸の牡蠣生産者のためにも、その苦労を知り、自分がオーナーとなってさらに牡蠣との距離を縮めてみてはいかがでしょうか?

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