牡蠣の養殖場を見学しよう!

牡蠣の養殖は本当に大変です。採苗から収穫までのプロセスにいくつもの行程があります。しかし、牡蠣を養殖してくれる生産者さんがいるおかげで我々は牡蠣を食すことができるのです。

牡蠣の味を決めるのは生産者さんたちの想いといっても過言ではありません。そのくらい、生産者の方々は日々牡蠣のことを考え、養殖に勤しんでいるのです。

現在、多くの牡蠣養殖場では見学ツアーや養殖いかだの見学などを実施しています。生産者の方々と触れ合い、牡蠣養殖を実際に身をもって体験することができるので、興味ある方はぜひ牡蠣の養殖場を見学しに行ってみてください!

 

見学には予約が必要な場合が多い

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牡蠣の養殖場を見学する際に気を付けてほしいことですが、まずほとんどの養殖場が予約制なので事前に見学予約をしてから準備を整えて見学に向かいましょう。中には、予約せずとも見学を受け入れてくれる養殖場もあるとは思いますが、おすすめは見学や体験を公に募集している養殖場へ予約して行くことです。その方が、生産者の方たちもより丁寧に、くわしく牡蠣の魅力や育て方を教えてくれるはずです。

また、最近では旅行会社が、養殖場の見学や実際に牡蠣を水揚げするところを見学できるプランなどをツアーの中に組み込んでいたりします。広島旅行の一環として牡蠣養殖場を見学できたりするので、そういうツアーを探してみるのもいいかもしれませんね。

 

実際に養殖場を見学して学べること

実際に牡蠣の養殖現場を見学してみると学べることがたくさんあるのではと思います。

まず、その養殖場で使われている牡蠣の品種を知ることができると思います。牡蠣の養殖には種牡蠣(牡蠣の稚貝)が必要であり、これを育成していきます。今日本で使われている種牡蠣はほとんどが宮城種であり、宮城種は病気に強く、海外にも出荷され人気を博しています。その次に多いのが広島種の種牡蠣であり、近年は牡蠣の採苗が連続して不調になり、生産量が減っていますが関西の方では広島種の方が多いそうです。また近年では、兵庫県赤穂市の牡蠣業者が兵庫県内で初めて卵からの養殖に成功するなど、新しい品種も増えてきています。それぞれのブランド牡蠣の産地の養殖場へ見学に行けば、そのブランド牡蠣がどこの種牡蠣を使っているのか知ることができるでしょう。

それから環境による牡蠣養殖の違いも知ることができるのではないでしょうか。例えば、北海道の牡蠣は海水温が低く、プランクトンが少ないため生育が遅いです。このゆっくりとした生育は密な筋繊維を育てるので、よく北海道の牡蠣はおいしいといわれます。それに比べて、宮城の松島はプランクトンが豊富で海の栄養が高いことで知られます。栄養が良すぎるとすぐに育ってしまい、あまり味がよくなりません。そのため、栄養素の少ない海域に持っていったり、海からとりだして日光に当てたりと、いわゆる抑制をして牡蠣を育成していきます。このように産地によって養殖方法が違ってきたりするので、見学したらその土地や環境にあった養殖方法を目で見て学べるのでとても勉強になりますよね。

また何よりも、生産者の方々の想いを受け止めることができるのではないでしょうか。牡蠣の生産経営件数は、全国で約3500件あり、それぞれが熱い想いをもって、牡蠣を養殖しています。実際に養殖場を見学することによって、生産者の苦労と努力を知り、1粒1粒にかける想いを知り、より牡蠣が好きになっていくのではないでしょうか。美味しい牡蠣が私たちの元に届くまでのストーリーを学ぶことができるはずです。

主な牡蠣養殖見学ツアー

「ど根性牡蠣」で知られる宮城県気仙沼市唐桑町の舞根湾内養殖イカダでは、4月~6月まで見学可能です。小学校3年生以上が対象です。1カ月前までの要予約で、料金は1人10000円となっています。

広島秘境ツアーズでは、「カキ水揚げ見学とカキ料理を味わう」というツアーがあります。1人約9500円で牡蠣の水揚げを見学でき、新鮮な牡蠣をその場で食べられ、また高級料亭での絶品牡蠣料理が楽しめます。11月の開催となっています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?牡蠣養殖場の見学もなかなか面白そうではないですか?

季節によって、養殖いかだの見学であったり、水揚げの見学であったりとさまざまですが、牡蠣養殖にまつわる苦労や裏話などを聞けるのは間違いないと思います。

実際に見学、体験し、生産者さんたちの生の声を聞くことで牡蠣に対する知識が増え、牡蠣をより身近に感じることができると思います。牡蠣好きのみなさんも、ぜひ一度養殖されている現場に身を運び、自分の目でしっかりと見学して今後の牡蠣ライフに役立ててみてはいかがでしょうか?

こちらの記事も合わせてどうぞ!⇒養殖牡蠣と天然牡蠣の違いとは!?

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