広島と言えば、尾道ラーメンやお好み焼きなどが有名ですよね!実は広島県は生牡蠣の生産量日本一という事はご存知でしょうか。広島県内には、どこに入店しようか迷うほど牡蠣料理を提供しているお店が数多くあります!
どこのお店も美味しくて、新鮮な生牡蠣を提供されています🎶今回は牡蠣の魅力や旬の時期、どのような環境で牡蠣が作られているのか。などを詳しくプロが伝えていきたいと思います❗️
牡蠣生産量1位の広島!旬の時期は??
初めに、牡蠣生産量トップの広島について簡単にお話していきたいと思います!
まず、平成28年(2016年)の牡蠣の養殖量(水揚げ量)の全国計は158,925tでした!
その内の全国1位の広島県では95,634tで約60%を占めており、2位の宮城県では19,061tで約12%になります。全国の牡蠣のほとんどは広島で取れた牡蠣と言っても過言ではありませんね🎶
牡蠣の出荷は10月〜5月までとなっています。広島の牡蠣の旬の時期は年明けすぐの、1月〜2月です!1月〜2月になるとグリコーゲンという美味しさの元が大量に牡蠣に蓄える事ができる時期になるとされています。
グリコーゲンとは何か、簡単に解説していきます!
グリコーゲンとは、無味無臭の白色粉末であり、動物デンプンでまさに旨み成分と言われています!
牡蠣食べると口いっぱいに牡蠣独特の海の香りや奥深い旨みが広がりますよね!この旨味こそが、牡蠣が豊富にグリコーゲンを蓄えているからなのです🎶グリコーゲンは単独では無味無臭ですが、ほかの味と一緒になるとコクと旨味が出ます。
また、グリコーゲンは旨みを引き立たてる役割の他に、肝臓を強化する役割があるので、お酒をよく飲む人にはグリコーゲンたっぷりの広島牡蠣がオススメです🎶
牡蠣は旬の時期に関わらず年中美味しい!
広島で養殖されていはのは真牡蠣であり、殻は小さい割に、ぷりっと大きな身であり濃厚な味わいが特徴です!
しかし、食べ物には旬の時期がありその時じゃないと美味しくないんじゃないかと思う方は多いと思います。
そうでは無いのです。肉厚で1年中美味しさが変わらない品種「かき小町」が開発され、また夏に水揚げされる夏牡蠣なども登場し、今も尚新しいブランドが多く作られています!これにより、年中美味しい牡蠣をいつでも食べることができ、またお店でも新鮮な牡蠣を提供できますよね🎶
殻付きの生牡蠣についてはこちらから➡➡➡殻付き生牡蠣の保存方法、プロがおすすめする殻付き生牡蠣はこちら!
広島牡蠣のお祭りとは!?
濃厚な味わいが特徴の広島の牡蠣ですが、実は、400年以上も前の室町時代から牡蠣の養殖が始まりました。
長い歴史にある牡蠣には実は今現在でも、牡蠣の時期になると牡蠣のお祭りが広島で行われているのはご存知でしょうか🎶各産地で取れた牡蠣の成果を報告するためのお祭りと言われている「かき祭り」が毎年行われているのです!牡蠣以外の産物も振る舞われており、広島県内で1月〜3月に約15回お祭りが行われるそうです。
広島は生牡蠣に適した環境
広島湾は波が静かで潮の流れも適度にあり、生牡蠣の養殖に適した場所になります。また、流れ込んできた川水の影響により、広島湾では梅雨時期から夏にかけて海水中の塩分濃度の差による層ができます。これは、甘い水(少し薄い海水)を好む牡蠣にぴったりの条件であり、また栄養素も豊富です🎶中国山地から流れる水には、牡蠣の餌となるプランクトンが良く育つ養分が詰まっているので、とても適した環境と言えます。全国でも広島の牡蠣は人気で、美味しさはもちろんの事ですが、安全性も人気のひとつになっています。
県が独自に条例を定め、食品衛生上の安全対策に特に力を入れているため、厳しい出荷基準をクリアした牡蠣のみが、全国に流通しています。牡蠣の食中毒によるウイルスなどの安全には信用性がありますよね🎶
まとめ
いかがでしたでしょう🎶
日本において牡蠣生産量No.1を誇る広島🎶
とろとろでクリーミーな口当たりであり、ミネラルも豊富ですよね!そんな広島牡蠣は年中いつでも新鮮な牡蠣を食べれるように、広島県は日々ブランドを作り続けています!
広島牡蠣をいつも以上に意識し、広島牡蠣と他の牡蠣との違いを比べてみると面白いかもしれませんね❗️
こちらの記事も合わせてどうぞ➡➡➡生牡蠣が食べごろの旬の時期っていつ!?スーパーで生牡蠣が売られる時期は?