岩牡蠣の産卵期はいつ!?真牡蠣とは違うの!?

みなさんは日本で一般的に食べられている牡蠣が2種類あるのをご存知でしょうか?

おそらく、多くの人が牡蠣といってイメージされるのは真牡蠣だと思います。真牡蠣は10月~3月にかけて旬を迎える牡蠣で、特にこの1月、2月の牡蠣は身が引き締まっていてぷりっぷりでおいしいです。欧米では「Rのつかない月は牡蠣を食べるな」という言葉があります。この言葉通りいくと、5月~8月はRがつかないので牡蠣を食べてはいけないということになりますよね。それは真牡蠣がちょうど産卵期にあたり、身がやせ細って水っぽくなってしまい、おいしさも栄養価も格段に下がってしまうからです。また夏の海は水温も高く、汚染されやすいことから中毒も起こりやすくなってしまいます。現在は一年を通して養殖、出荷される牡蠣も数多くありますが、夏場の牡蠣は冬場の牡蠣と比べるとどうしてもあらゆる部分で劣ってしまいます。

しかし、日本ではたとえRのつく5月~8月でもおいしく食べられる種類の牡蠣があります。それが岩牡蠣です。岩牡蠣は夏場に旬を迎える牡蠣で、食べられるシーズンは3月~9月くらいです。特においしいとされる時期が6月~8月にあたります。日本では夏場には岩牡蠣、冬場には真牡蠣と、一年を通しておいしい牡蠣を食べることができます。今回は、岩牡蠣はなぜ夏場においしく食べることができるのか、産卵期が違うのか、それともまた別の理由があるのかといったことや、真牡蠣よりも栄養価が高いと言われる岩牡蠣が持つ栄養素を紹介していきたいと思います!

 

牡蠣の産卵期

牡蠣の産卵期は岩牡蠣、真牡蠣ともに夏場の6月~9月頃です。真牡蠣の場合は、産卵を終えると身がやせ細って栄養素も抜けてしまいます。産卵期の真牡蠣は、食べても正直おいしくないです。そして次の産卵期にむけて、また一から栄養素を蓄えていきます。産卵期前の冬の時期に一番身入りが良くなり、クリーミーで濃厚なおいしい牡蠣を食べることができます。

一方の岩牡蠣も産卵期は真牡蠣と同じ夏場です。ではなぜ岩牡蠣は産卵期の夏場においしく食べることができるのでしょうか?それは産卵の仕方が関係してきます。真牡蠣と岩牡蠣は産卵期は一緒ですが、産卵の仕方が異なるのです。真牡蠣は産卵期の数か月間に一気に大量産卵します。そのため、栄養素も一気に抜けてしまうのです。それに対し岩牡蠣は、産卵期の数カ月に時間をかけてゆっくりと何回かにわけて産卵していきます。一回の産卵量も少ないため、栄養素も一気に抜けることが無く、水温が高い夏場の海でも味が落ちることなく市場に出荷されます。真牡蠣が栄養を蓄えている冬の時期が旬と言われるのに対し、岩牡蠣は産卵期でも味が落ちないため産卵にむけて栄養を蓄えてきた夏場の時期が旬であるとされます。

岩牡蠣に含まれる栄養素

ここまでは岩牡蠣が夏場に旬を迎える理由として、真牡蠣と産卵期は変わりませんが、産卵方法が異なるということがあるということを紹介しました。

岩牡蠣は真牡蠣と比べると、旬の時期以外にもいくつか異なる点があります。まずはとれる産地。真牡蠣は北海道から九州まで全国各地で養殖されていますが、岩牡蠣は主に日本海側が産地になります。市場で流通しているほとんどの真牡蠣は養殖ものですが、岩牡蠣は天然ものの方が多いのも特徴です。また一般的に岩牡蠣の方が身も大きく、味も濃厚で栄養価も高いといわれます。牡蠣はそのクリーミーな味わいと多くの栄養素を含むことから「海のミルク」とも呼ばれますが、その中でも特に栄養豊富とされる岩牡蠣が多く含む栄養素をいくつか紹介していきます。

まずは亜鉛。岩牡蠣には何種類ものミネラルが豊富に含まれます。カルシウム、マグネシウム、鉄分、銅など。その中でも特にたくさん含んでいるのが亜鉛です。岩牡蠣一個に15gほど含まれており、成人一人が一日に必要とされる10gを一個で補えてしまいます。亜鉛はアルコールの分解やタンパク質の合成に使われ、また髪の毛を作る際に欠かせない要素でもあります。

それからグリコーゲン。グリコーゲンは旨味要素であり、岩牡蠣に含まれる糖質の半分以上がグリコーゲンであるとされています。肝機能を助ける栄養素であり、また筋肉や脳の疲れを取ってくれるので疲労回復にも効果を発揮します。

そしてタウリン。岩牡蠣にはアミノ酸が豊富に含まれていますが、中でもタウリンを多く含んでいます。タウリンはグリコーゲン同様、肝機能を助け動脈硬化の予防にも最適です。また乳酸の増加を抑えてくれる働きもあり、目の疲れや視力低下にも良いとされています。

このように岩牡蠣にはたくさんの栄養素が含まれています。夏バテ防止にも一役買うこと間違いなしです。タウリンやグリコーゲンは肝機能を助けてくれるので、牡蠣と一緒にお酒を嗜んでも肝臓に負担をかけることなく楽しむことができます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は牡蠣の産卵期や岩牡蠣と真牡蠣の産卵方法による旬の時期の違い、また岩牡蠣に多く含まれる栄養素を紹介してきました。今の時期は真牡蠣が食べごろですが、夏場には是非岩牡蠣をおいしくいただいてみてください!

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