生牡蠣にも寄生虫はいるの?今流行りのアニサキスが⁉︎

今メディアを騒がしているアニサキス海産物に携わっている業者や飲食業の私達からしてみると、昔から当たり前のように寄生虫と関わっているのに、メディアの影響であたかも、アニサキスが増殖して、流行になっているかのように取り上げられていますが、そんな事ないです。2012年より、アニサキスによる治療を、保健所に報告する義務ができたので、今まで報告してなかった症例が数値化する事によって、あたかも増えたかのようになっているのです。そこで、生牡蠣を食べるのが大好きな皆様は心配になっていると思います。果たして、生牡蠣にも寄生虫はいるのでしょうか?紹介していきます。

寄生虫とは?

人や動物に寄生して、宿主に害をもたらす場合があり、様々な症状を引き起こします。これを寄生虫症と言い、戦後の日本ではおよそ70%の人が寄生虫に感染していました。しかし、現代では感染者は非常に少なくなりました。昔は、肥料に人糞を使っていた為、その多くが回虫による寄生虫症に感染していました。化学肥料の導入や下水道の整備などによって衛生的になり、現代では少なくなったのです。

寄生虫の種類

人に寄生する寄生虫は、日本では約100種類、世界では約200種類が記録されています。赤痢アメーバや膣トリコモナス、マラリア、大腸バランチジウム等の原虫と、回虫、アニサキス等の蠕虫の2つに分類され、原虫は非常に小さく目で見れませんが、蠕虫は人の目で見ることができます。

どうやって感染するの?

口から感染する経口感染が一番多く、生の食べ物や飲み物を摂取することで感染します。その他には、虫に刺されることによって感染する刺咬感染や、皮膚から感染する経皮感染、性行為による感染があります。

生牡蠣による感染

それでは、生牡蠣には寄生虫はいるのでしょうか?答えはYESです。生の食べ物である以上、寄生虫がいないって答えは無いと思います。海で育ってますからね。しかしながら、自然の牡蠣を採って生で食べない限り、市場に出回っている牡蠣には寄生虫がいる可能性は限りなく少ないと思います。しっかり浄化作業をし、検査をしているので。また、アニサキスのような目で見える寄生虫は、今まで何万と牡蠣を剥いてきた私は見たこと無いです。生牡蠣を食べていて、寄生虫のような虫がついていたり、皿にいたとか、見たことある人がいるかもしれませんが、それは牡蠣の殻に付いているゴカイの仲間などです。それならたくさん見てきましたし、なんなら付いているのが当たり前なくらいです。ですから、牡蠣を入荷したら殻を良く洗って汚れや虫などを取り除いてから、お客様に提供しています。それでもたまに虫が隠れていて、お客様の前で姿をあらわす事があるので、注意が必要です。それでも絶対とは言い切れないので、やはり加熱調理して食べるのが安全ですね。

まとめ

上でも書きましたが、生牡蠣にも寄生虫がいる可能性は少ないですがあるということ。アニサキスは見たことないですが、予防法としては目視による除去。もしくは加熱調理が安全だということ。家で生食用の殻付き牡蠣を食べる機会がある時は、殻を剥いたらよく身と殻を真水で洗って下さい。そうする事によって、最終的な浄化作業になります。よく、牡蠣を洗うなとか、旨味が落ちるとか言う人がいますが、美味しい牡蠣は水で洗ったくらいでは変わらないです。信頼できる牡蠣業者さんが言ってました。少しでも、より安全に美味しく食べる為に最後の工程は必要な事なので、皆さんもそうして下さいね。

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