こんにちは、ぽにょです♬
「海のミルク」として多くの人を魅了している牡蠣。そんな牡蠣ですが、過去に牡蠣にあたって体調を崩して苦手になってしまった方や、そもそも食中毒が怖くて食べず嫌いになっている方も少なからずいるのではないでしょうか?結構そういった話は聞きます・・・
という疑問も浮かび上がります。
今回は、果たして養殖のあたらない牡蠣は存在するのか?また牡蠣にあたらないためにはどうすれば良いのかを述べていきたいと思います。
食用の牡蠣はほとんどが養殖

先ほども述べましたが、現在巷で食されている牡蠣はほとんどが養殖で作られたものです。夏が旬の岩牡蠣には天然ものも存在しますが、冬に旬を迎える一般的な真牡蠣は養殖ものがほとんどで1年から3年かけて育ちます。天然の牡蠣は育つ場所を選べないので、大半は変形してしまいます。みなさんがご存知の牡蠣といえば、丸かったり細長かったりするのではないでしょうか?人間が最適な環境を提供し、十分な手入れをすることによって、あのような綺麗な形に育ってゆくのです。
あたらない牡蠣は存在する?
では実際にあたらない牡蠣は存在するのでしょうか?
また、「ガンボ&オイスターバー」などの店舗を経営しているヒューマンウェブは安全性の高い牡蠣を追及しており、牡蠣の陸上養殖に取り組んでいます。2014年2月に沖縄県久米島に研究開発施設を設立し、海洋深層水を活用した研究を進めています。陸上養殖することによって、ウイルスがそもそも入ってこない環境を作ろうという考えですね。陸上養殖だと季節を問わず大量生産することも可能なので、もしこの研究が成功すればウイルスフリーの絶対に「あたらない」牡蠣を低コストで大量に生産することができます。科学技術が驚くような速さで進化し続けているこの時代ですから、100%あたらない牡蠣というものができ、日本が世界の牡蠣業界に衝撃を与える日が来るのもそう遠くないかもしれません。
牡蠣にあたらないようにするには?
牡蠣にあたる原因は牡蠣だけにあるわけではありません。食べる人のその時の体調や、牡蠣との相性も関係してきます。確かに、牡蠣は他の食材に比べて、食中毒やノロウイルスになる確率が高いと言われています。しかし、現在は生牡蠣でも紫外線殺菌や、先ほど述べたオゾン殺菌など殺菌率の高い消毒や育成するときに無菌状態にするなど、多くの工夫が施されており、99%は安全といえる牡蠣がほとんどになっています。
それでも、牡蠣にあたってしまう人はいるでしょう。牡蠣は1日に約300リットルもの海水を吸収しながら育ちます。そのため、他の食材に比べて多種多様なさまざまな成分が含まれているので、アレルギー反応を起こしてしまう可能性が高いといわれます。どの成分でアレルギーを引き起こしてしまうかはほんと人それぞれになってしまうので何とも言えませんが。
まず、調理法として加熱することがあげられます。しっかりと加熱さえしてしまえば、ノロウイルスをはじめとする危険なウイルスは死滅しますので、安心して食べられます。
でもやっぱり牡蠣は生牡蠣が一番美味しいですよね。安全に生牡蠣を食べるために、最も気を付けたいことは体調管理をしっかりとすることです。やはり、体調の優れないときや、胃腸が弱まっているときに牡蠣を食べるとあたる確率がぐっとあがってしまうそうです。牡蠣は栄養価が高いので体調が悪いときに食べたくなったりもしてしまいますが、そこは頑張ってこらえて、体調のいいときに美味しくいただきましょう。手洗い、うがいを徹底するなど、日頃から体調を崩さないように気をつけて生活してみるといいでしょう。
まとめ
しかしながら、牡蠣の人気が非常に高まっているこの時代では、数多くのブランド牡蠣が存在しており、それぞれ異なった特徴や味わいを持って人々を魅了しています。陸上養殖で安全性とコスパを重視した牡蠣は、通な人にはブランド牡蠣に比べたらちょっともの足りない味になってしまうのではないかな?という気もします。
いずれにしても、牡蠣を食べるうえで、あたらないように一番気をつけることは体調管理だと思います。体調管理がしっかり出来ている人なら、牡蠣を食べてもあたる確率はものすごく低いと思います。
みなさんも体調管理に気をつけながら、是非これからも牡蠣を美味しく、楽しんでいただければ幸いです。
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